テーマ『流れ橋』広報資料用写真撮影

墨染シューティングvol.4 -「流れ橋」に託した、白黒赤のコントラスト

墨染シューティングvol.4のテーマは「流れ橋」。古より人々が行き交う、歴史と情緒あふれる風景を、墨染の打掛で表現しました。

グレーの打掛に続き、今回は白黒赤の打掛を制作。白地を基調とし、刷毛で大胆に墨を描き、風で飛ばすことで「瑠生繋-roots-」すなわち根を表現。それは、時の流れの中で脈々と受け継がれてきた、生命の力強さを象徴しています。

裏地には、鮮烈な赤を配しました。それは、内に秘めた情熱、あるいは、歴史の重みを表しているかのようです。

全長10mにも及ぶ生地を、ミシンで丁寧に縫い上げる作業は、根気と集中力を要するものでした。裾には綿を入れ、ふわりとしたシルエットを創り出しました。

「流れ橋」を舞台に、白黒赤のコントラストで表現された墨染の打掛。それは、日本の美意識と、現代的な感性を融合させた、新たな境地を拓く試みと言えるでしょう。

Designer:墨染工匠 美之 -miyuki-
Model:Eriko Higashiura
Photographer:ヤマグチ ハルク